ヨーグルト

ヨーグルトの定義は、乳及び乳酸菌を原料とし、ブルガリア菌とサーモフィルス菌が大量に存在し、その発酵作用で作られた物とWHOによって1977年に制定されています。

つまり、動物の乳に乳酸菌を加え発酵させた食品が、ヨーグルトと考えれば良いでしょう。

遊牧文化のある国だとだいたいこの種の動物の乳由来の食品や飲料が存在します。

ヨーグルトという言葉の由来は、トルコ語でヨーグルトを意味するヨウルトに由来するとされ意味はかき混ぜるという意味だそうです。

ヨーグルトは、エジプトのファラオたちの文書にもヨーグルトについて述べた箇所があるくらい古い食品で、ヨーロッパや中東、中央アジアや極東の一部などで、古くから存在した食品です。

また、ヨーグルトが健康に良いことは昔から知られており紀元前5世紀のギリシアの歴史学者ヘロドトスもヨーグルトに言及しており鎮静作用や腸をきれいにする効果があると考えれれていました。

おそらくは、動物の乳を飲用する文化のある人が、乳を土器などに入れ数時間放置されヨーグルトになったのではないでしょうか。

とはいえ、ヨーグルトが学術的に研究され健康効果が認められたのは20世紀に入ってからです。

ロシアの学者であるメチニコフが、ブルガリアには100歳を超える長寿者が多く、日常的に摂取している発酵乳が長寿の秘訣では無いかと考え論文を発表したことが始まりです。

その後、各方面での研究が進み乳酸菌を摂取する事で腸内環境が改善したり免疫力が上がることがわかり、現在ではプロバイオティクスとして健康に良い食事法として知られています。

日本でのヨーグルトの普及

日本では獣肉を食べるのはいやしい事と考えられ肉を食す文化は明治維新以降からと考えがちですが、実は日本でも奈良時代にヨーグルトのような食品は存在し酪と呼ばれていました。

日本最古の医学書である医心方には、私たちのヨーグルトに対する認識のような酪の健康効果が記されています。

酪を食べていたのは貴族だけで平安時代からは、牛の飼育が行われなかったので、作られなかったようです。

明治維新が起こると文明開化として西洋の文化として庶民にも乳として摂取されるようになりました。

ヨーグルトの栄養

ヨーグルトに含まれる栄養は、タンパク質、カルシウム、ビタミンB2です。

また、乳発酵食品などでは乳酸菌による発酵でタンパク質が分解され、酵素が代謝物として含まれるので消化機能を向上させ、乳酸カルシウムに変わったカルシウムは、吸収が促進されます。

また、ヨーグルトなどでは乳酸菌が、腸内で増殖し整腸作用も期待でき、発酵による香りは食欲をそそります。

ヨーグルトの種類

プレーンタイプ

調味料や香料を添加していな無糖ヨーグルトで、乳発酵したままの状態で本来の酸味や香りを楽しめます。

ハードタイプ

脱脂乳を原料に、寒天やゼラチンなどの硬化剤とショ糖が加えプリン状に固めたヨーグルトです。

ソフトタイプ

乳酸発酵後に凝固物を砕いて、半流動状にしたもので柔らかいヨーグルトです。

ドリンクタイプ

発酵後に固まったヨーグルトを混ぜて、液状のまま飲用できるヨーグルトです。

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